とうとう量子力学 [読書 書評]
光と物質の不思議な理論 岩波現代文庫
リチャード P ファインマン
商売道具の電磁気をおさらいしようと思った。学校で習った事を思い返すうちに、電気って電波ってなに?と引っ掛かってしまった。だって、(二十年前の大学電気科の)教科書に電気力線とか磁力線とか書いてあってもその正体は書いてない。静電気で髪の毛が立ったり、磁石がくっ付くのは何故? 空間を電波が伝わるというかエネルギーが伝わる(例:**ラジオは出力100キロワットでお送りしています。)ってどういう事? 針金がアンテナになるのは何故? 光は光子という粒だったり電磁波の仲間だったりするのは何故? と訳分からなくなってしまった。こういうのに引っ掛かるのが僕の癖で、先に進めなくなっちゃった。
ネットを模索するうちに名前だけは知っているファインマン先生にぶち当った。「量子電磁気学」なるモノを一般の物理好きな人に、難しい計算抜きで説明しようという内容。捲ってるだけでも学校で習った事がガラガラ崩れだしている。 AからBに飛ぶ光はまっすぐな道だけではなく、様々な経路を辿っているとか、鏡の反射も単純な話ではないという、知らない世界だらけ。久々に理科のコーフン(笑)を味わっている。でもさ、約40年前のノーベル賞ネタが何故20年前の教科書に無いの?
*この先生も相当ぶっとんだ人だったそうで面白そう。
大学の教科書はファインマンでしたが、英文でした。読みますか?まだどこかにあるかな。
by がっちゃん (2012-01-29 23:32)
一応、電気に携わる仕事してますが、所詮屋内で使う
弱電ですから、知識はほとんどいらないです(爆)
by non (2012-01-30 11:48)