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洗濯機修理 [自由研究]
「洗濯機の柔軟剤が流れない」とご下命。見れば柔軟剤を入れる箱の「キャップ」が無い。ここは上から水が入り柔軟剤と混ざり下の洗濯槽へ流れる。キャップが無いと混ざらずに水だけ流れるらしい。じゃ、適当なキャップを入れてみた。七味唐辛子の蓋がぴったり。今度は洗濯できました。
金融本 [読書 書評]
いろいろ読んで、この50年を変えたのは金融だな。
1971年のニクソンショックでドルと金の交換を停めた。ドルを刷りすぎて交換できなくなった。お金の価値が揺らぐ。お金があっても得かもしれない損かもしれない(リスクと言う)。リスクを投げあう「ババ抜き」の様なことが始まる。ある時点で蓋を開けて初めて得か損か分かる。大損していると大変な目に遭う。これで少なからず振り回されるのか! ならどーしよーか?
求人広告 [エンジニアのサバイバル]
南武線に求人広告。あれ?あそこ2兆円って済んだんだっけ? と同時に沿線の会社が配置転換を発表。「言動ベース」で動く人を「物ベース」で考えるエンジニアに転換するって辻褄が合わない話だ。こういう時は「言動」に振り回されず観察することをお勧めする。
7月の本 [読書 書評]
「量子力学自習」はシュレーディンガー方程式まで辿り着いた。この世の殆どは電子で説明できちゃう。理科はこっちから教えてもいい気がする。元素や分子が変ろうが考え方は同じなんだから(数学をどうするか、、)。
5月の本 [読書 書評]
・理科系の作文技術
今更よんでみた。理科系たるもの短くハッキリ書きなさい!と勇気づけられる。英語の論文は頭から読めば分かるように書いてある。日本語の文は最後まで読んで分かるものもあると。そっかー、こうやって論文の書き方とか習うんだ。この通りに書いたら、角立ちまくるだろうな。
・治療論から見た退行
医者とか心理士向けの本。心の「基底欠損(the basic fault)」という概念を提案している。赤ん坊がこの世に気付いた時、言葉では捉えられない物の見方が大人にも影響している。一つをオクノフィリア(ocnophilia)と名付け、外の世界を恐れ人にしがみつく性質を示している。もう一つをフィロバティズム(pholobatism)と名付け、外の世界を楽しみ自分で探索する、人をむしろ避ける、という性質を示す。前者のしがみつく性質が強くなると、「たいへん我侭な困った人」になり、どう相手するか七転八倒したらしい。でも安心できる環境を作り、何を言われようと支えるうちに、落ち着いてくるよ!と論じてる。そんな気もしてくる。あたしは(どーみても)後者だな。
言葉にならぬしがみつきを言葉で書くと、どっかの書簡の応酬みたいでぞっとする。
4月の本 [読書 書評]
・上を向いてアルコール
「いつの間にか飲んじゃう」世界をさらっと書いた希少な本。暇になると飲んじゃう? 壮絶なことは言葉では言い辛いだろうな。
・カミとヒトの解剖学
何でも「脳と身体」で書いちゃう養老論法。1993年頃の本で厚い(笑)。最新作は薄いのに。べらぼうに本を読んでることは伝わる。次の本に繋がる↓
・中世賤民の宇宙
著者は中世ヨーロッパに於ける、物の見方の変遷を研究した人。その昔、人は身体と自然を畏怖した。キリスト教が広まると、神様を通して人間が世界を支配するようになる。でも、自然は神様の世界に収まらず恐れられた。で、「自然物を扱う人」(技能・技術・芸能を持つ人)も恐れられるようになった。でも彼らがいないと困る。そういう煙たがられる人は昔からいたらしい。じゃエンジニアも?と私は感じる。 機械時計は礼拝の時刻を合わせるために発明されたのではないか?という話も書いてある。人々が勝手な時に礼拝しないように。
・AI vs 教科書が読めない子どもたち
「AI技術」で大学入試を解く過程から、実は人も教科書をあまり読めていない(意味が通じてない)のでは?とある。人工知能という技術の考え方、数学を適用する歴史、数学は意味を表現できないことも、さわりだけ書いてある。
*わたしの妄想
著者は世の中を理解するように学問をしてるはず。実はそうでもない世界を見つけて仰天したかも。気持ちはわかる。 言葉自体に意味は書いていない。「りんご」と書いても味はしない。食べてみるしかない。意味とは、おそらく言葉から浮かんでくる(復号される)もの。その意味を無視して言葉を使うなら、機械で済んじゃうかも。街で聞いた「ワンタッチでスタッドレス」とか(汗)。
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